子供の成長豆知識

【幼児期】4歳の平均身長&体重は?成長に関する全知識を徹底解説!

4歳児

4歳になると、運動、会話ができることはもちろん、友達と遊んだり会話そのものを楽しむことができるようになってきます。自分の身の回りのことなど、できることはより一層増えてきます。

心の発達も盛んになり色々な気持ちが理解できるようになりますから、4歳は人間らしい感性を身につけていく上でとても大切な時期と言えるでしょう。

もちろん、身長や体重もすくすくと育っていきますが、この頃になると2歳や3歳のように個人差が顕著に現れるといったことは落ち着き、多少の大小はあれどみんながある程度平均的な身体つきになってきます。

4歳児の成長を見守っていくためには平均的な数字を知っておくことが欠かせませんので、どのような成長を遂げていくものなのかよく理解していってください。

4歳児の特徴や発達の目安を知っておこう

4歳児親子

4歳になると男女共に身長は100cmを超え、体重も16kg前後まで増えてきます。遺伝や運動量などによって個人差はあるものの、おおよそこの数字を目安にみんなが順調に育ってきます。

また知能や情緒の発達が著しく、相手の気持ち、空想遊び、2つのことを同時にできるようになったりと、3歳と比べて飛躍的にできることが増える年齢です。手先も利くようになりできることがぐんと増えてきますから、よく成長を見守ってあげましょう。

自分のことだけでなく相手の気持ちを考えられるようになる

自分のやりたいという意思が第一であった3歳までと違い、4歳になると相手を思いやる気持ちが芽生えてきます。友達に合わせながら遊ぶことができる、同じ行動をとれるといったことが増え、社会性が育まれていく時期です。

一方でまだまだ完全に相手の気持ちを汲み取るということは難しく、遊びの中で喧嘩になってしまうことも少なくありません。自分の要求を通そうとしながらそれができない葛藤を経験し、他人の気持ちを少しずつ理解していくようになります。

ごっこ遊びができ、想像の世界で遊ぶ

想像力が非常に豊かになる時期で、ごっこ遊びが盛んになってきます。ままごと、戦隊、病院ごっこなどはもちろんのこと、自分の頭の中で様々な設定を考えて遊び始めることも少なくありません。

空想のごっこ遊びは、現実世界と行ったり来たりすることで社会の仕組み、人との関わりを学ぶことができます。大人にはよく分からない設定であることもよくありますが、無視や否定などをせず根気強く付き合ってあげることが大切です。

2つのことが同時にできるようになり行動の幅がぐんと広がる

4歳になると、同時に2つの行動ができるようになります。走りながらボールを蹴る、音楽に合わせて身体を動かすといった風に色々なことができるため、遊びの幅がグンと増えてきます。

好奇心旺盛で何にでも興味がある時期ですから、本人がやりたいということはどんどん挑戦させてあげると良いでしょう。新しいことは何でも吸収し身につけていくので、積極性を尊重してあげることで目覚ましい成長を見せてくれます。

一人でトイレが出来るようになる

昼間のトイレが自分でできるようになってきます。パパやママに言わなくても一人でトイレに行くようにもなります。

ただ、遊びに夢中でトイレが後回しになってしまうということもまだよくある時期です。もじもじしているようであれば、トイレに行ってきちゃおうかなどと声をかけてあげるようにしましょう。

夜のおねしょはまだ時間がかかる子も珍しく無いので、6歳くらいまでを目安に見守ってあげてください。

指先が器用になり道具の使い方やお絵かきも上手に!

指先がよく効くようになり、お箸、ハサミ、ペンなどが上手に使えるようになります。補助用で無いお箸を使いこなせるようになる子も多いので、少しずつ正しい持ち方を身につけさせてあげるようにしましょう。

お絵かきなどもぐんと上手になり、四角形なども描けるようになってきます。ただどれだけ器用でもまだまだ安定しているわけでは無いため、ハサミなどを使う時は怪我をしないよう見守ってあげてください。

知恵がつき気を引くために嘘や悪い言葉を使うことも

覚えた言葉は何でも使いたがるので、汚い言葉を使って気を引こうとすることも増えてきます。また現実には無いことを本当のように話したりすることもでてきます。

過度な反応は子供が楽しくなり、それを繰り返す原因となるので、時には聞き流すことも必要です。怒ったり叱ったりしてもあまり効果がありませんから、繰り返し冷静に言い聞かせ、少しずつ言動を改めさせていくようにしましょう。

4歳児の言葉の発達はどの程度?

言葉

4歳になると言葉の発達は爆発的に成長し、表現の幅も3歳の比ではありません。ぼくやわたしなど主語を使うようになるため、ほとんど大人と同じように会話をできるようになります。

息継ぎを忘れるほど夢中になって話すことも増えますが、これは4歳児においては珍しいことでは無いのでよく話を聞いてあげましょう。たくさんおしゃべりすることで会話のレパートリーが増え、表現力も豊かになっていきます。

4歳の語彙数が1,000~1,500語!表現の幅が広がりコミュニケーションが楽しくなる時期

4歳の平均語彙数は1000~1500語まで増えるため、日常会話においては表現の幅も非常に大きく広がります。大人の真似事も盛んになる時期なので、パパやママの使う言葉はすぐ真似しますし、会話も積極的です。コミュニケーションが非常に楽しくなってくる時期ですから、たくさんお話をし、また聞いてあげるようにしてください。

昨日、今日、明日など過去や未来を意識して過ごすこともできるようになったり、また「だって」など理由について話すことも可能になってきます。こういった言葉の感覚は会話の中で掴んでいくことが多いため、パパやママが積極的に話しかけ言葉を覚えさせてあげましょう。

身体発育曲線から見える4歳児の成長

成長曲線

3歳の1年間に比べ、4歳の1年間は身長、体重の増加が少し緩やかになります。そのため3歳児では顕著に現れることが多かった個人差というのは比較的収まり、平均的な身長・体重の値に収まる子が多いです。

3歳までに小さかった子が4歳の1年間で追いつくということもよくありますから、発育曲線を参考にしながらどのような成長を遂げていくか、温かい目で見守っていってあげてください。

身体発育曲線はあくまで目安となるものであり低身長も-2SD以下でなければ特に心配する必要はない

身長発育曲線は慎重推移の平均値を辿った曲線です。平均数値に近いということは単純に平均的な身長ということであり、また曲線に沿って推移していくことは平均的な成長を辿っているということに過ぎません。

大切なのは平均値であるということでは無く、そこから大きく離れていないか、曲線に沿わない発育をしていないかという点です。

数値が低くとも、曲線に沿うその子らしい発育を辿っていれば問題ありませんし、身長の低さを気にする場合も-2DS以下でなければ特に心配いりませんので、あまり神経質にとらえることの無いようにしましょう。

【補足】身長が平均より-2SDの場合は低身長症の可能性が!疑いがあるなら検査を受けてみて

個人差や遺伝など様々な原因があるため、低身長についてはあまり神経質に考える心配はありません。しかし成長曲線の-2DS以下の数値といった場合には、特別な原因があることも考えられるので注意が必要です。

-2DS以下の低身長である場合、成長ホルモンや甲状腺ホルモン、染色体、骨や軟骨の病気などの可能性が考えられます。こういった病気は治療で改善することも多いですから、身長が平均の-2DS以下という場合には一度検査を受けてみると良いでしょう。(参照:日本小児内分泌学会「低身長」)

パパやママの身長が低いというのであれば遺伝である可能性も考えられますが、低身長に関する病気は背が伸びないというだけでは無く、難聴や心臓病など他の合併症を引き起こすものもあるため、検査を受けて的確な診断をしてもらうことがとても重要です。

原因がホルモンに関係することが多く、発達や思春期にも影響を及ぼすこともありますから、もし疑いがあるのであれば早めに発覚させ、治療にかかっていくことがとても重要です。

病気が原因である場合、早くに治療に取りかかれるに越したことは無いので、心配な人は早めに医師に相談をしましょう。

【男女別】4歳の平均身長と体重をチェックしていこう

身長・体重

3歳と比べると、4歳の1年間というのは身長・体重共に少し増加が落ち着きます。しかしそうは言っても1年間で5cm以上背が伸びますから、すくすくと成長を感じられるでしょう。

健やかな成長を見守っていくためには平均的な身長・体重についてきちんと把握しておくことが大切ですから、月齢ごとの平均値についてよく確認しておいてください。それぞれの数値を男女別に解説していきます。

以下、4歳児の平均身長や体重は「乳幼児身体発育評価マニュアル」を元に記載しています。

4歳が1年間で伸びる身長はどれくらい?

4歳児の身長は、1年間でおおよそ6.7cmほど伸びるとされています。男の子の平均値が6.6cm、女の子の平均値が6.7cmとされており、男女で比較すると女の子の方が若干伸びが大きいです。

個人差があるので必ずしもこれだけの身長が伸びるとは言い切れませんが、伸びの悪い子でも5.6cmは伸びるとされています。逆によく伸びる子の場合には7.8cmも伸びますから、同じ月齢でも2cm以上差がついてしまうことが出てきます。

子供ながらにしっかりした体格になってくる時期であるため、身体が小さいとどうしても気になってしまいますが、まだまだ将来を決定づける時期ではありませんので、平均値については目安として捉えていきましょう。

4歳0ヶ月の男女別平均身長と体重・注意すべき低身長は何cm以下かを確認していこう

4歳0ヶ月の男の子の平均身長は、100.2cmです。SD値を計算すると、-2.5SDは90.5cm、-2SDは92.4cm、-1SDは96.3cm、+1SDは104.1cm、+2SDは108.0cmとなります。平均体重は15.6kgで標準偏差は2.0です。

女の子の平均身長は99.5cmです。SD値を計算すると、-2.5SDは90.0cm、-2SDは91.9cm、-1SDは95.7cm、+1SDは103.3cm、+2SDは107.1cmとなります。平均体重は15.2kgで標準偏差は2.0です。

注意すべき低身長は男の子の場合92.4cm以下、女の子の場合91.9cm以下になります。

4歳1ヶ月の男女別平均身長と体重・注意すべき低身長は何cm以下かを確認していこう

4歳1ヶ月の男の子の平均身長は、100.8cmです。SD値を計算すると、-2.5SDは91.1cm、-2SDは93.0cm、-1SDは96.9cm、+1SDは104.7cm、+2SDは108.6cmとなります。平均体重は15.8kgで標準偏差は2.0です。

女の子の平均身長は100.0cmです。SD値を計算すると、-2.5SDは90.5cm、-2SDは92.4cm、-1SDは96.2cm、+1SDは103.8cm、+2SDは107.6cmとなります。平均体重は15.4kgで標準偏差は2.1です。

注意すべき低身長は男の子の場合93.0cm以下、女の子の場合92.4cm以下になります。

4歳2ヶ月の男女別平均身長と体重・注意すべき低身長は何cm以下かを確認していこう

4歳2ヶ月の男の子の平均身長は、101.3cmです。SD値を計算すると、-2.5SDは91.3cm、-2SDは93.3cm、-1SDは97.3cm、+1SDは105.3cm、+2SDは109.3cmとなります。平均体重は15.9kgで標準偏差は2.1です。

女の子の平均身長は100.6cmです。SD値を計算すると、-2.5SDは90.9cm、-2SDは92.8cm、-1SDは96.7cm、+1SDは104.5cm、+2SDは108.4cmとなります。平均体重は15.6kgで標準偏差は2.2です。

注意すべき低身長は男の子の場合93.3cm以下、女の子の場合92.8cm以下になります。

4歳3ヶ月の男女別平均身長と体重・注意すべき低身長は何cm以下かを確認していこう

4歳3ヶ月の男の子の平均身長は、101.9cmです。SD値を計算すると、-2.5SDは91.9cm、-2SDは93.9cm、-1SDは97.9cm、+1SDは105.9cm、+2SDは109.9cmとなります。平均体重は16.1kgで標準偏差は2.1です。

女の子の平均身長は101.2cmです。SD値を計算すると、-2.5SDは91.5cm、-2SDは93.4cm、-1SDは97.3cm、+1SDは105.1cm、+2SDは109.0cmとなります。平均体重は15.8kgで標準偏差は2.4です。

注意すべき低身長は男の子の場合93.9cm以下、女の子の場合93.4cm以下になります。

4歳4ヶ月の男女別平均身長と体重・注意すべき低身長は何cm以下かを確認していこう

4歳4ヶ月の男の子の平均身長は、102.4cmです。SD値を計算すると、-2.5SDは92.4cm、-2SDは94.4cm、-1SDは98.4cm、+1SDは106.4cm、+2SDは110.4cmとなります。平均体重は16.3kgで標準偏差は2.1です。

女の子の平均身長は101.7cmです。SD値を計算すると、-2.5SDは92.0cm、-2SDは93.9cm、-1SDは97.8cm、+1SDは105.6cm、+2SDは109.5cmとなります。平均体重は15.9kgで標準偏差は2.3です。

注意すべき低身長は男の子の場合94.4cm以下、女の子の場合93.9cm以下になります。

4歳5ヶ月の男女別平均身長と体重・注意すべき低身長は何cm以下かを確認していこう

4歳5ヶ月の男の子の平均身長は、103.0cmです。SD値を計算すると、-2.5SDは92.8cm、-2SDは94.8cm、-1SDは98.9cm、+1SDは107.1cm、+2SDは111.2cmとなります。平均体重は16.4kgで標準偏差は2.1です。

女の子の平均身長は102.3cmです。SD値を計算すると、-2.5SDは92.3cm、-2SDは94.3cm、-1SDは98.3cm、+1SDは106.3cm、+2SDは110.3cmとなります。平均体重は16.1kgで標準偏差は2.2です。

注意すべき低身長は男の子の場合94.8cm以下、女の子の場合94.3cm以下になります。

4歳6ヶ月の男女別平均身長と体重・注意すべき低身長は何cm以下かを確認していこう

4歳6ヶ月の男の子の平均身長は、103.5cmです。SD値を計算すると、-2.5SDは93.3cm、-2SDは95.3cm、-1SDは99.4cm、+1SDは107.6cm、+2SDは111.7cmとなります。平均体重は16.6kgで標準偏差は2.1です。

女の子の平均身長は102.8cmです。SD値を計算すると、-2.5SDは92.8cm、-2SDは94.8cm、-1SDは98.8cm、+1SDは106.8cm、+2SDは110.8cmとなります。平均体重は16.3kgで標準偏差は2.2です。

注意すべき低身長は男の子の場合95.3cm以下、女の子の場合94.8cm以下になります。

4歳7ヶ月の男女別平均身長と体重・注意すべき低身長は何cm以下かを確認していこう

4歳7ヶ月の男の子の平均身長は、104.0cmです。SD値を計算すると、-2.5SDは93.8cm、-2SDは95.8cm、-1SDは99.9cm、+1SDは108.1cm、+2SDは112.2cmとなります。平均体重は16.7kgで標準偏差は2.2です。

女の子の平均身長は103.4cmです。SD値を計算すると、-2.5SDは93.4cm、-2SDは95.4cm、-1SDは99.4cm、+1SDは107.4cm、+2SDは111.4cmとなります。平均体重は16.4kgで標準偏差は2.1です。

注意すべき低身長は男の子の場合95.8cm以下、女の子の場合95.4cm以下になります。

4歳8ヶ月の男女別平均身長と体重・注意すべき低身長は何cm以下かを確認していこう

4歳8ヶ月の男の子の平均身長は、104.6cmです。SD値を計算すると、-2.5SDは94.1cm、-2SDは96.2cm、-1SDは100.4cm、+1SDは108.8cm、+2SDは113.0cmとなります。平均体重は16.9kgで標準偏差は2.2です。

女の子の平均身長は103.9cmです。SD値を計算すると、-2.5SDは93.7cm、-2SDは95.7cm、-1SDは99.8cm、+1SDは108.0cm、+2SDは112.1cmとなります。平均体重は16.6kgで標準偏差は2.1です。

注意すべき低身長は男の子の場合96.2cm以下、女の子の場合95.7cm以下になります。

4歳9ヶ月の男女別平均身長と体重・注意すべき低身長は何cm以下かを確認していこう

4歳9ヶ月の男の子の平均身長は、105.1cmです。SD値を計算すると、-2.5SDは94.6cm、-2SDは96.7cm、-1SDは100.9cm、+1SDは109.3cm、+2SDは113.5cmとなります。平均体重は17.0kgで標準偏差は2.2です。

女の子の平均身長は104.5cmです。SD値を計算すると、-2.5SDは94.3cm、-2SDは96.3cm、-1SDは100.4cm、+1SDは108.6cm、+2SDは112.7cmとなります。平均体重は16.8kgで標準偏差は2.0です。

注意すべき低身長は男の子の場合96.7cm以下、女の子の場合96.3cm以下になります。

4歳10ヶ月の男女別平均身長と体重・注意すべき低身長は何cm以下かを確認していこう

4歳10ヶ月の男の子の平均身長は、105.6cmです。SD値を計算すると、-2.5SDは94.9cm、-2SDは97.0cm、-1SDは101.3cm、+1SDは109.9cm、+2SDは114.2cmとなります。平均体重は17.3kgで標準偏差は2.3です。

女の子の平均身長は105.0cmです。SD値を計算すると、-2.5SDは94.8cm、-2SDは96.8cm、-1SDは100.9cm、+1SDは109.1cm、+2SDは113.2cmとなります。平均体重は17.0kgで標準偏差は2.1です。

注意すべき低身長は男の子の場合97.0cm以下、女の子の場合96.8cm以下になります。

4歳11ヶ月の男女別平均身長と体重・注意すべき低身長は何cm以下かを確認していこう

4歳11ヶ月の男の子の平均身長は、106.2cmです。SD値を計算すると、-2.5SDは95.5cm、-2SDは97.6cm、-1SDは101.9cm、+1SDは110.5cm、+2SDは114.8cmとなります。平均体重は17.5kgで標準偏差は2.4です。

女の子の平均身長は105.6cmです。SD値を計算すると、-2.5SDは95.1cm、-2SDは97.2cm、-1SDは101.4cm、+1SDは109.8cm、+2SDは114.0cmとなります。平均体重は17.2kgで標準偏差は2.2です。

注意すべき低身長は男の子の場合97.6cm以下、女の子の場合97.2cm以下になります。

4歳の平均身長と体重の一覧表

意外とやりがち!4歳児の接し方や発達ではここに気をつけて

気をつける

行動力、好奇心、おしゃべりが盛んになる4歳児は、今までとは違った点で手がかかるようになってきます。面倒を見ることはもちろんですが、相手にするのが大変といったことも出てくるため、パパやママも一層手を焼いてしまいます。

しかしそんな怒涛の育児の中でもやってはいけない接し方というのがいくつかありますから、より良い親子関係を築いていくためにも、注意すべきポイントは心得ておいてください。

質問やおしゃべりに適当に答えるのはNG

好奇心が強く何にでも興味が出てくる4歳児は、何で?どうして?と色々なことについて質問をしてくるようになります。質問の答えについてもさらに質問攻めしてくるので、そうなるとパパやママはつい面倒になって適当に答えてしまいがちですが、そういった対応は子供に「受け入れられていない」という思いを抱かせてしまいます。

きちんと受け答えしてあげることで子供の心は満足し、また親子の信頼関係を築いていくことができますから、おしゃべりや質問にはできるだけきちんと答えてあげましょう。

色んな事に興味を持ってくれてるのはいいのですが何で?何で?でばかりで疲れます。

つい面倒になってしまいますよね。きちんと答えてあげることで子どもの心は満足しますよ。

空想からの嘘を頭ごなしに叱ってはダメ

4歳児は想像力が豊かになってくることから想像遊びも盛んになり、空想のストーリーを話してくれるようにもなります。

その過程で、空想を現実のように話すことも出てくることから「嘘をつくようになった」と感じることも出てきますが、これはわざと嘘をついているというよりも空想と現実の区別がついていないだけなので、頭ごなしに叱るのはやめましょう。想像遊びを繰り返す中で現実と空想の区別は少しずつついてきますから、優しく接してあげてください。

約束を破ってはいけない

4歳児は力があり口も達者になってくる年齢であることから、育児においてその場を凌ぐために適当な約束をしてやり過ごすといったこともしばしば出てきます。

そういった約束はパパやママの中ではあまり深くとらえず、ついつい破ってしまうこともでてきますが、これは子供との信頼関係を崩す原因となるので禁物です。親から言い出した約束をきちんと守らないと、約束の大切さを理解できなくなってしまうので、気をつけてください。

他の子供と比較するのはやめよう

育児においてはついつい「○○ちゃんはできるのに」などと、他の子と比べてしまうことがありますが、こういった比較は子供の心を傷つけ、自己肯定感を否定することにも繋がってしまうので、やめましょう。

親にとっては何気ないことでも、子供においては深く受け止めてしまうことも珍しくありません。できないことについて何かをいう場合には、もう少し頑張ろうねなど前向きな言葉をかけるようにしてあげるようにしましょう。

4歳児に接するときのポイント

ポイント

4歳は色々なことができるようになるものの、まだまだ注意力がありませんし、危なっかしいことも多いですから、安心して目を離すというわけにはいきません。

しかし自我が芽生えるこの時期は、子供のやりたい気持ちを認めてあげるということがとても大切です。できるかぎり子供自身を尊重し、自己肯定感を高めてあげられるようにしてください。そうすることで、自分に自信を持っていけるようになります。

やったことを認めて褒めてあげる

好奇心旺盛で何かをやったり、作ったりすることにも積極的な4歳の時期は、認めてあげるということがとても大切です。描いた絵、組み立てたブロック、運動、歌や踊りなど、新しくできたことは何でも認めてあげてください。

すごいね、偉いねなど声をかけてあげることで、子供の心は満たされますし、自信や自己肯定感にも繋がります。認めてあげることは豊かな心を育むために欠かせませんから、やったことに対して積極的に褒めてあげるようにしましょう。

危険な行動には注意を!でも過度に干渉し過ぎず見守ることも大切

何が危ないのかということをまだよく解っていない年齢であるため、危険な行動についてはきちんとパパやママが注意してあげなければなりません。

しかし、だからといってあまりにも干渉が激しいと子供のやりたい気持ちを抑えつけてしまい、欲求不満に陥らせてしまいます。育児においては見守ることもとても大切なことですから、ある程度のことについては心配しすぎず、辛抱して様子を見るようにしましょう。

運動能力や想像力を鍛えられる4歳児におすすめの遊び

遊び

運動能力が発達すると共に、4歳になると知能もグッと発達するため、ルールがある遊びを楽しめるようになってきます。知的好奇心を満たすことはますますの発達に繋がっていきますから、様々な遊びを提案してあげてください。

遊びを通じて協調性を身につけたり想像力を鍛えていくこともできるので、外遊び、室内遊びそれぞれに偏らず、共に色々なことにチャレンジしていきましょう。

室内では想像力や手先の器用さを鍛える遊びを

室内での遊びは想像力や言葉、手先の器用さを養うことができます。おすすめの遊びとしては連想ゲーム、折り紙、工作、スプーンに卓球のボールを乗せて落とさずに運ぶといったゲームなどです。

連想ゲームであれば、りんご→赤い→消防車→早いといった風に挙げられた言葉から連想される言葉を言っていくことで、想像力や言葉を鍛えていくことができます。折り紙や工作は指先の器用さを養うために最適ですから、簡単な作品作りにチャレンジさせてあげましょう。

スプーンでボールを運ぶ遊びはバランス感覚を養うことができます。1つ1つの動作が大きな4歳児において、慎重な動きを身につけていけるようになるので、こういったゆっくりとした遊びもおすすめです。

外遊び

外遊びでは運動能力の向上や好奇心を養っていくことができます。ケンケン遊び、色鬼などのルールのある鬼ごっこ、ごっこ遊び、遊具遊び、シャボン玉遊びなどがおすすめです。

ケンケン遊びは脚力を鍛えていけるので、何かの周りをぐるっとケンケンで1周するなどして遊んでみるなどすると良いでしょう。また鬼ごっこはただ追いかけるのでは無く、色や形などルールを設けることで運動能力と共に思考力や注意力を養っていけます。

シャボン玉遊びは既製品のものばかりでなく、石鹸などを利用して自分で作ってみるのもおすすめです。どうやったら上手にできるのかなど知的好奇心をくすぐられるので、想像力を養うためにも良い遊びとなってくれます。

4歳児の発達に関する体験談

おままごと

2歳、3歳のイヤイヤには本当に参りましたが、4歳になると少しずつ我慢をすることを覚えたり、私のことを気遣ってくれるようになったりして、こんなにも成長するものなのかと驚きました。

やりたいこと、やりたくないことについてぐずることはありますが、話せばわかることも多くなり、以前のように手を焼くことはぐっと減っています。

できることも多くなり、何でも自分でできますし、また新しくできるようになったことを褒めてあげるととても喜びます。4歳になったことで子供自身も自分に自信がついてきたようです。

会話、ひらがなへの興味、おはしやハサミの使い方など日々関心が増え、色々なことができるようにもなるので、毎日のように新しい成長の発見があり、とても楽しい時期です。

2歳児のイヤイヤ期は「魔の2歳」と例えられることがありますが、それを4歳児で言うのなら「天使の4歳」といった感じです。素直で一生懸命で本当にかわいらしく、これからもしっかり成長を見守ってあげたいと思います。

何でも大人の真似をするので、言葉や行動には気をつけなきゃとも思います。何でも吸収し表現力も豊かな4歳児は、親を映す鏡だなと感じますね。

弟におむつをはかせてくれたり、洗濯物を畳むのを手伝ってくれます。

とても微笑ましいですね。たくさん褒めてあげてくださいね。子どももできるんだと自信につながると思います。

4歳児に必要な栄養バランスについて学んでいこう

栄養バランス

4歳になると、必要な栄養バランスは基本的に大人と同じになってきます。そのため3歳までのように、子供のために特別な食事を作るという必要はありません。

この時期に特別な食事を作ってしまうと偏食の原因になる可能性もありますから、特殊な食べ物を除いては、大人と同じ食事を摂るようにしましょう。具体的にどのような食事、量、回数をとっていったら良いのか、解説していきます。

推奨量と平均摂取量から見る不足分比較表

好き嫌いが激しく特に野菜を嫌う時期でもあるので偏食に気をつけて

4歳になると大人と同じように何でも食べることができるため、口にできるものの数が増えてきます。しかしその一方で、好き嫌いが非常にはっきり分かれてくるようにもなるため、食事においてはこの点に気をつけていかなければなりません。

特に野菜を嫌う子は多く、苦味や臭いが嫌で食べないといったことが少なくないでしょう。この時期の好き嫌いは大人になってからの偏食にも繋がってしまう可能性が高くなりますから、できる限り苦手なものができないよう努力してあげてください。

野菜の場合、生野菜では食べないことが多いため、温野菜やスープにしてあげるのがおすすめです。子供の好きな味付けにしてあげることで、頑張って食べられることも増えてきますから、調理の面で工夫をして好き嫌いを克服できるようにしていきましょう。

4歳児の食事は「何を」「どれだけ」食べたら良い?

育児においては常に子供の成長に必要な栄養を充分量摂らせてあげたいものです。4歳になると食べられるものも増えるため、何をどれだけ食べさせてあげたら良いのか考えてしまいますが、基本的には大人と同じものを食べさせるようにしましょう。

3歳までとは違い、食事の支度はぐっと楽になる4歳ですが、一方で量や回数についてはまだ気遣いが必要です。この時期の食事は一生の食生活にも影響を及ぼすため、偏食や食べ過ぎなどには注意していかなければなりません。

この時期の食事はこれからの食生活の基礎ともなりますから、きちんとした内容、量を食べさせてあげられるようにしてください。

4歳児の食事の回数は?朝・昼・夜の3食を目指して頑張ろう

食べムラなども減りきちんと食事ができるようになる4歳においては、食事の回数もほとんど大人と同じように摂ることができます。この時期は食生活の基礎を培う時期でもあるため、朝・昼・夜の3食のリズムをしっかり身につけられるようにしましょう。

保育園や幼稚園に通う子も多いことから、この時期に食事のリズムがきちんとしていないと社会生活にも影響が出てきます。自宅での食生活はそのまま外での食事に反映されますから、気分に合わせて食べさせるというのでは無く、正しいリズムと回数に矯正できるようにしましょう。まだ食べられる量はそれほど多く無いので、間におやつを挟んであげることも大切です。

食事摂取量はママの3分の2を目安に準備してあげよう

食べさせる量については、ママの食事の3分の2程度を目安とすると良いでしょう。4歳児に必要な1日の摂取カロリーは1250~1300kcalとされています。成人女性の1日の必要摂取カロリーが1800~2000kcalですから、ママより3分の1少ない量を用意してあげれば充分なエネルギーを摂ることができます。

運動量が多い時期なのでたくさん食べたがるのであれば制限する必要はありませんが、その際は特定の食材ばかり食べさせるのでは無く、全体をバランスよく食べられるようにしましょう。

好きなもの、特に味の濃いものは好んで食べたがりますが、量を摂り過ぎれば塩分の摂り過ぎや肥満が心配になるので、こういったものは食卓に並べる回数を減らすといった気遣いも必要になってきます。

子供の健康に良くないものは大人の健康にも良くないので、子供の食事を通じて食生活を見直していくことも大切です。

【補足】幼児期の子どもが食べる量は前後期でも大きく違ってくるのであまり心配しすぎないで

4歳児の食事の量は、おおよそママの半分の量と考えておきましょう。4歳はまだ幼児期に分類されますが、この時期は前半、後半で食べる量もかなり変わってきます。

幼児期前半はママの半分の量も食べられないことが多いですが、後半に差し掛かってくると半分強、3分の2ほど食べられるようになることが珍しくありません。

個人差はあるものの食べられる量が多くなることは良いことですから、無理のない範囲でしっかり食べられるようサポートをしてあげてください。

またあまり食べない場合でも、順調に成長をしていれば問題はありません。必要な栄養量は子供の活動量に左右されるため、無理に食べさせなくても大丈夫です。

まだまだ大人のようにがっつり食事をするといった時期では無いですから、様子を見守りながら食べる量を少しずつ増やしていけるようにしましょう。

毎日栄養摂取量の計算は大変!幼児向けの食事バランスガイドを参考に

基本的に4歳児の食事の栄養は大人と同じバランスで問題ありません。しかし栄養バランスが悪いと身体や神経系の発達に影響が出てくることもあるので、必要な栄養をしっかり計算してあげたいと考えるパパやママも少なくないでしょう。

毎日の食事で適切な栄養を摂取していくためには、栄養摂取量の計算が必要になりますが、これを毎食毎日完璧に行っていくのはとても大変なことです。あまり神経質にならずとも良いものの、どうしても気になるというのであれば、東京都福祉保健局が作成した「幼児向け食事バランスガイド」を参考にしてみてください。

主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品・果物などを、どれくらいの量、どのようなメニューで取り入れていったらよいかが分かりやすくまとめられていますから、栄養バランスを考えていく上でとても役に立ちます。

4歳児の食事を考える上で摂らせてあげたい食品の分類と目安の量

栄養

4歳児の食事は基本的に大人と同じで良いものの、やはり成長を考えればより必要な栄養をバランスよく与えてあげたいものです。必要な栄養を含む食品をバランスよく適度な量与えてあげ、発育を見守ってあげるのが理想でしょう。

必要な栄養をしっかり摂るためには、主食、主菜、副菜、牛乳・乳製品、果物などをバランスよく組み合わせて献立を考えていくことが必要です。4歳児の食事としてはどういったものが適しているのか、献立例と合わせて紹介していきます。

主食はごはん・パン・麺類!1日に3~4つ分食べるようにしよう

主食となる食品は、ごはん、おにぎり、食パン、ロールパン、スパゲティ、うどんなどです。1日の目安量としては、これらを3つから4つ分摂れるようにしてあげましょう。その際、ごはん1杯、おにぎり1つ、食パン1枚、ロールパン2個は1つ分、スパゲティやうどんは1食で2つ分とします。

食が細い子やあまり食べたがらない子については、スパゲティやうどんのような1食で2つ分とカウントできる食品を与えてあげると良いでしょう。比較的子供が好んで食べてくれる食品なので、食事の苦労はぐんと減ります。

また、パンやおにぎりも手を伸ばしやすいですから、ごはんでは興味を持ってくれないという場合はこれらを与えてあげるのがおすすめです。

ごはんやおにぎりはふりかけを使ってあげるなどして味をつけると喜んで食べてくれます。食パンはジャムなどを塗ってあげても良いですが、糖分を摂り過ぎてしまう恐れもありますから、サンドイッチなどにしてあげたほうが健康的かつ色々な食品を摂ることができるでしょう。

特定の食品に偏らないように気をつけ、それぞれを交代にバランスよく与えてあげるようにしてください。

副菜は子供の関心が薄いことも多いので好みの調理やお味噌汁で工夫して

副菜となる食品は、野菜、きのこ、いも、海藻などです。主食の次に多く摂るべきもので、1日に4つ分、野菜料理4皿分ほどを与えてあげるのが理想的です。

主な食品としては冷やしトマト、ほうれん草のおひたし、小松菜の炒め煮、かぼちゃの煮物、根菜のお味噌汁、レタスときゅうりのサラダ、きんぴらごぼう、切り干し大根、ひじきの煮物などが挙げられます。これらはすべて1つ分とカウントされるので、4つをチョイスし1日3食の中で割り振ってあげてください。

また主菜と思われがちですが、コロッケも副菜に分類され、1つで2つ分にカウントされます。主菜と勘違いして献立に組み込んでしまうと栄養バランスが崩れてしまいますから、この点はよく覚えておきましょう。

副菜は子供が関心を持ちにくいので、より好みの味や調理をしてあげることが大切です。煮物やきんぴらなどは比較的手を伸ばしてくれますから、こういったものを積極的に与えてあげましょう。

またお味噌汁は色々な野菜を具として取り入れることができるのでおすすめです。毎日1回は献立に取り入れてあげても良いくらいですから、積極的にメニューに加えていってください。

主菜は食品ごとにカウントの仕方が解かれるので不足や摂り過ぎが無いように

主菜となる食品は、ウインナーのソテー、目玉焼き、冷ややっこ、納豆、さしみ、焼き魚、煮魚、魚のフライ、鶏肉のから揚げ、豚肉の生姜焼き、ハンバーグなどが挙げられます。卵や大豆食品は1つ分、魚は2つ分、肉類は3つ分とカウントできるので、これらを組み合わせて1日に3つ分摂れるようにしていきましょう。

大人同様子供が楽しみにする食品が多いので、栄養バランスの上ではもちろん、食事を楽しいものと思えるよう献立を考えてあげましょう。特にから揚げやハンバーグは好きな子が多いですし、これと一緒にごはんも積極的に食べるようになりますから、マメに取り入れてあげることをおすすめします。

焼き魚、煮魚はできるだけ骨が無い状態で与えてあげることが大切です。骨が口の中に刺さってしまい、嫌いになってしまうということは意外と多いですから、トラウマができないように気を遣って食卓に並べてあげることも忘れてはなりません。

主菜は食品によってカウントの仕方が大きく違ってきますから、不足や摂り過ぎの無いよう、よく考えてあげることが必要です。朝食は軽め、夕食はしっかりといった風に、1日の中で上手くバランスをとっていきましょう。

牛乳・乳製品は毎日コツコツ摂り続けることが大事!朝食や間食で取り入れていくようにして

牛乳・乳製品はたんぱく質、カルシウム、脂質を補うための大切な供給源となります。4歳児の成長にはとても重要な栄養ですから、毎日適量を摂れるようにしていきましょう。

1日の目安量は2つ分、牛乳ならば200ml程度です。ヨーグルト1パック、スライスチーズ1枚、牛乳コップ半分を1つ分とカウントするので、1日の中でこれらを2つ取り入れていってください。

毎日コップ1杯の牛乳を目安として摂るのが最も手軽ですが、水代わりに飲むとエネルギーや脂質を摂り過ぎてしまうので、気をつけましょう。取り入れるタイミングは朝食や間食が理想的ですから、朝やおやつの習慣としてみてください。

牛乳は体質によって下痢をしやすいという子も多いですから、お腹の調子に問題が無いか気を遣ってあげることも必要です。牛乳が合わない場合にはヨーグルトやチーズで摂るようにしてあげましょう。

必要な量こそを多くないものの、4歳児の成長を考えた食事においては欠かすことができない食品です。毎日ちょっとずつを習慣づけて、しっかり摂れるようにしていってください。

果物はビタミンなどの栄養と共に水分も補える!毎日1つしっかり摂れるようにしてあげよう

果物はビタミンCやカリウムなど身体の調子を整える栄養を補うことができる食品です。これらの栄養と同時に水分を補給することもできますから、毎日の食事の中に上手く取り入れていきましょう。

1日に必要な量は1~2つ分で、それぞれの果物はもも1個、みかん1個、りんご半分、なし半分、ぶどう半ふさ、かき1個、いちご6個、バナナ1本を1つ分とカウントしていきます。おおよそどの果物も大人の手のひら1個分摂れればOKと考えると良いでしょう。

バナナは1年を通して手に入れやすい食品なので、おすすめです。特に4歳児は野菜嫌いな子も多いため、バナナを摂ることで食物繊維を補うこともできます。一方でバナナは他の果物に比べて水分量が少ないですから、この点は水などで補っていくと良いでしょう。

また果汁100%ジュースは果物として数えることができます。飲んだ重量の半分量を果物として取り扱えますが、生の果物に比べてビタミンや食物繊維が少ないですから、あくまでも代用品として考えるようにし、できる限り生の果物を摂るよう心がけることが大切です。

成長期に摂るカルシウムは骨の一生の基礎を築く

成長期の子供は骨の成長が活発であることから、これを形成する源となるカルシウムは不足しないよう、充分量を摂ることが大切です。成長期の骨量が増加する時期に骨を丈夫にしておくことは、将来の骨粗鬆症を防ぐことにも繋がってきますから、毎日の食事の中でしっかり摂れるようにしてあげてください。

またカルシウムは骨、歯だけでなく筋肉の収縮、神経を安定させる作用も持っています。強くたくましい骨格を作り上げるだけでなく、身体の機能維持・調節に欠かすことができないミネラルですから、この点についてもよく覚えておいてください。

カルシウムは様々な食品に含まれていますが、中でも牛乳や乳製品は含んでいる量が多く、さらに他の食品に比べて吸収率が高いというメリットがあります。効率良くカルシウムを摂るためには欠かせない食品とも言えますので、これらは賢く利用していきましょう。

カルシウムはビタミンDによって利用効率が高まることから、これらの栄養を含む魚、きのこなどを積極的に摂ることもおすすめです。また日光を浴びることで体内で生成することができますから、積極的に外遊びに繰り出すことも忘れないようにしましょう。

カルシウムは骨の一生の基礎を築くんですね!

成長期に骨を丈夫にしておくことで将来の骨粗鬆症を防ぐことにもつながりますよ。

和食は出汁の旨みや具だくさんお味噌汁などで献立に活かしていくように

4歳児の和食の献立には、さんまのかば焼き・小松菜のごま和え・ふかし芋・いちごや、鮭おにぎり・大根と桜えびの煮物・なめことほうれん草の味噌汁・フルーツヨーグルトや、肉と卵のそぼろごはん・ごぼうとにんじんのきんぴら・根菜の味噌汁・ほうれん草のおひたしなどがおすすめです。

4歳児は好き嫌いが激しくなる時期で、特に野菜を嫌う子が少なくありません。香りや味の強いものについては味噌汁の具として使うのが一番ですから、具だくさんお味噌汁は日々の献立の中で積極的に取り入れていくと良いでしょう。きのこや海藻なども、サラダや炒め物にするよりも味噌汁の具とした方が好みやすいです。

魚については鮭が利用しやすいので、バター焼き、ほぐしておにぎりにまぜてあげると喜んで食べてくれるでしょう。また葉物野菜やちりめんじゃこ、乾燥ワカメなどと一緒に細かく砕いて、手作りふりかけにしてあげるのもおすすめです。

味付けについては出汁の旨みを上手に利用すると良いでしょう。旨みは和食ならではの魅力であり、これがたっぷり含まれていれば、4歳児でも好き嫌いせず様々な献立を好んでくれるようになります。

洋食は子供が好むメニューが多いので積極的に色々な食品を取り入れて

4歳児のための洋食の献立は、卵とレタスのサンドイッチ・かぼちゃのサラダ・ミネストローネ、ごはん・きのこハンバーグ・海藻スープ・フルーツヨーグルト、納豆入りドライカレー・野菜サラダ・りんごなどの献立がおすすめです。

洋食はハンバーグやカレーなど子供が好むメニューが多く、またごはんも積極的に食べてくれるので、主菜のメニューは考えやすいでしょう。一方で野菜やきのこをどのように取り入れていくかというのがポイントになってきます。

ミネストローネやスープは和食の味噌汁同様に様々な野菜・海藻を具として取り入れやすいですから、これを献立の定番として取り入れていくのがおすすめです。洋食=サラダというイメージは強いですが、この時期の子供は生の野菜・海藻を好まないことも多いので、火を通して調理した方が食べさせる苦労はぐんと減ります。

にんじんやレタスは香りも味も強いですが、ポテトサラダやサンドイッチなどで取り入れていくと子供も喜んで食べてくれるでしょう。1品の中に色々な食品を入れられるのが洋食のメリットですから、1つ1つ工夫して子供好みの献立を考えてあげてください。

食事を食べない場合はどうしたら良い?対処法と上手に食べさせるコツ

スイカ

イヤイヤ期は過ぎたものの、自分の意思をはっきり伝えるようになる4歳児は静かに「食べない」という態度をとるようになってきます。

これまでのように仕方が無いと諦めるわけにもいかなくなってくるため、パパやママの食べさせる工夫が必要になってきます。具体的にどんなことを行っていったら良いのか、接し方なども含めて解説していくので、参考にしてみてください。

食べない時には無理強いせず見守ることも必要

食欲や機嫌など、食べる気が無さそうにして食事に手を付けない場合には、無理に強要をせず少し静かに見守ってあげるようにしましょう。食べないからといって無理強いをすると、食卓が親子の意地の張り合いの場になってしまい、食事に良いイメージを持たなくなってしまいます。

また食事を食べないからといってお菓子やアイスなどを与えてしまうと、それが癖になるので気をつけましょう。食事を食べなければお菓子が貰えるといった思考になってしまう恐れがあります。

量を少なめに盛り付けてあげる

盛り付ける食事の量を少なめにしてみるというのも、食事を食べない子供への対処としては良い方法です。出される量が少ないと、これならば食べられる、少ししかないからキレイに片付けてしまおうといった心理になり、自ら手を伸ばすことも珍しくありません。

ワンプレートに食べきれる量を盛り付けてあげるなどするのも、子供の食べる気を起こすためには有効ですから、こういった点で工夫をしてみてください。

間食でお腹がいっぱいになっていない?

食事を食べない理由として、お腹が空いていないということが考えられます。特に間食が多い子の場合はおやつでおなかが一杯になってしまい、食べられないといったことが少なくありません。

こういった点が思い当たる場合には、間食を減らす努力が必要です。ごはんが食べられないならおやつも食べられないといった決まりにしたり、間食が癖になってしまっている場合には、おやつの常備をゼロにするなども1つの方法でしょう。

おやつやお菓子で不足している栄養を補う

食べる量が少なすぎて心配という場合には、おやつやお菓子で栄養を補うのも1つの方法です。子供向けのおやつは栄養に配慮したものも多いため、こういったものを活用すると食事で不足している栄養をきちんと補えます。

またおにぎりなどをおやつ用に小さく握っておくなどすると、お菓子などに頼らなくても済みます。ヨーグルトやチーズなど乳製品をおやつとして取り入れることでも、上手に栄養を摂っていけるでしょう。

食べる量には個人差があるので気にしすぎないで

元気いっぱいな時期ですから、やはりそれと同じように食事もしっかり食べてもらいたいと思うのが親心です。しかし4歳児の食べる量にはまだまだ個人差があるので、子供の食べる量が少ないからといって気にしすぎ無いようにしましょう。

子供の運動量によって必要なエネルギー量などは変わってきますし、順調に成長をしていれば食べる量が少なくても問題はありませんから、無理に食べさせるといったことをする必要はありません。

厚生労働省や農林水産省が提案する「4歳児の食育」

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厚生労働省や農林水産省では子供の食について、栄養バランスやその摂り方など様々な提案をしています。特に幼児期の食事はこれからの身体作りや食生活の基礎となるので、家庭で気を遣っていくことが大切です。

また食育については栄養はもちろんのこと、食事をする環境についても重要視されており、どのような環境で食事をするかということも考えていく必要があります。より良い食の基礎が身に着くよう、様々なことに気を配ってください。

厚生労働省では「家族そろってご飯を食べることが最も大切」としている

食育においては食事=楽しいものという考えを築くことがとても大切です。食事は必要な栄養を摂る行為というだけでは無く、家族との団欒の場であり、コミュニケーションを取り絆を深めていく場でもあります。

共働き家庭においては早ければ小学生のうちから一人で食事を摂る「孤食」を経験する子も多く、孤食が当たり前になってしまうと食事がただの栄養を摂るための行為になってしまいます。

家族そろって食事を摂ることは心の豊かさを育むことにも繋がってくるので、パパやママが忙しい場合でも、できる限りみんな一緒に席についてごはんを食べられるようにしましょう。(参照:厚生労働省「親子で一緒に使おう!食事バランスガイド」)

栄養補給ばかりでは無く食事が楽しいと思える環境を作る工夫を

育児においてはやらなければいけないことも多く、余裕の無さから子供の食事については「食べさせる」ことを最重要視してしまうこともしばしばあります。

しかし子供の食事は栄養を摂ることと共に、食事が楽しいものと覚えさせていくこともとても重要です。食事=楽しいと思えれば自然と子供自ら食べるようになりますから、そのための環境作りについてもよく考えてあげましょう。

お気に入りの食器、お箸、スプーンはもちろんのこと、ランチョンマットや椅子、パパとママに囲まれる食卓などを整えてあげれば食事の時間を楽しみにし、食への関心をグンと高めていくこともできます。

楽しいと思える環境つくりも大切なんですね。

そうですね。食事の時間が楽しいと思えれば子ども自ら食べるようになりますよ。

食事から栄養を摂ることが基本である時期なので、子供用サプリに頼ろうとするのは短絡的すぎる

個人差が大きく現れる3歳までとは違い、4歳になるとみんなが平均的な身長となり大差を感じなくなってきます。しかし子供によってはみんなより一回り背が小さいといったこともあり、そういった場合にパパやママは我が子の成長、栄養不足など様々な心配をしてしまうでしょう。

成長の遅れを気にする場合、サプリメントなどを利用して対処していこうと考えてしまうことも少なくありませんが、4歳児についてこういったものに頼ろうとするのは少し短絡的です。

この時期の栄養は食事から摂ることが基本ですし、まだまだ将来の身長を決定づける段階でも無いので、あまり安易にサプリメントに手を出すのは控えましょう。

どうしても気になる場合には幼児向けに作られた健康食品を利用するのも1つの方法

お友達より身体が小さく、食も細くて、必要な栄養が足りているのか心配といった場合には、パパやママも当然気がかりで仕方ないことでしょう。

4歳児の時点では栄養は食事から摂るべきであるため、あまりサプリメントに頼るべきではありませんが、しかしそもそも食べる量が少なすぎるといった場合には、幼児向けの健康食品に頼るのも1つの方法です。

幼児向けの健康食品には飲み物に溶かして摂れるようなものもあるので、こういったものを食事の一品としてプラスし、効率良く栄養を摂取できるよう工夫してあげても良いでしょう。

ただし健康食品を利用する場合でも、基本となる食事はしっかり摂るべきですから、1日3食+αという形で利用していくことを忘れてはなりません。健康食品を利用しておけば食べなくても大丈夫だろうといった考えでいると、栄養不足や偏食の原因となってしまいます。

不足分の栄養を補うという形で健康食品を利用をするには問題ありませんが、その中でも食事で充分な量の栄養を摂れるようにする努力は怠らず、少しずつこれに頼らなくて済むようにしていきましょう。

発育や発達が心配な場合は小児科の先生に相談を

できることがどんどん増えてくる4歳児においては、友達ができることができなかったり、身体が一回り小さかったりするととても目立ち、気になってしまいがちです。

3歳ほどでは無いものの4歳児もまだ当然個人差がありますから、余程のことでなければどんな発育・発達も神経質に気にする心配はありません。しかしもしどうしてもというのであれば、検診の内容などを、小児科の先生に見てもらうと良いでしょう。

専門家であれば何がどの程度問題かといったことを的確に指摘してくれますし、それによってパパやママの不安や心配が和らぐことも多いです。気になることは放っておいても解決しませんから、腹の内に抱えずきちんと相談してしまいましょう。

まとめ

4歳になると食事の内容は基本的に大人と同じになり、また色々なことがきちんと自分でできるようになるため、育児がグンと楽になってきます。会話によるコミュニケーションや話し合いも少しずつできるようになることから、ワガママを言って仕方が無いといったことはグンと減ってくるでしょう。

相手を思いやる気持ちも芽生えてくるため社会性も身につき、心もどんどん豊かになっていきます。反面、何でも大人の真似をしたがり、親や周囲の人間を映す鏡のような存在にもなってくるので、パパやママも生活習慣や言葉遣いには気をつけていく必要が出てきます。

3歳までに比べて身体の成長は緩やかで、多くの子が平均値に近い身体つきとなり、個人差はあれどその違いはそう大きなものではありません。しかしやはりみんなより背が小さい子、大きい子というのも当然出てきますから、みんな同じ体格というわけではありません。

発達・発育両面において他の子よりもできない、小さいといったことがあるとどうしても気になってしまいますが、大切なのはその子なりの成長を遂げているかということですから、あまり神経質になる必要はありません。どうしても気になるという点については小児科医などの専門家に相談し、適切なアドバイスを受けて必要な対処をしていきましょう。