子供の身長を伸ばす方法

子供の成長痛改善におすすめの背が伸びるストレッチ9選!

成長(チューリップ)

筋肉を伸ばすストレッチはそれだけでも大変心地のよいものですが、実は身長の伸びとも深い関係があります。身長が伸びるのは人生で唯一成長期といわれる時期だけです。

ストレッチは非常に多くの健康効果がありますが、この時期に気になる成長痛も改善してくれます。

後から後悔することのいよう、この時期には是非、お子さんの日々の生活にストレッチも取り入れてあげたいものです。ストレッチの持つ身長の伸びにつながる効果に注目してみましょう。

自宅で今すぐできる!身長を促進するストレッチは意外と簡単

身長を促進するためにできることはたくさんがありますが、その中で非常に手軽にできておすすめなのがストレッチです。運動するとなれば、部活に入ったり習い事に通わなくてはならず、時間もお金もかかってしまいます。

でも、ストレッチであれば自宅で簡単にできるものがたくさんあるのです。歯磨きをしながらするのも良いでしょうし、お風呂上がりのリラックスタイムを利用するとより筋肉がほぐれてその後のスムーズな入眠へとつなげることができます。

また、最近は姿勢の良くない子供が多くいますが、気軽にストレッチを続けたおかげですっきりととした姿勢も身に付くようになります。お母さんも一緒にストレッチするとさまざまな健康効果を得られるでしょう。

どうしてストレッチで身長が伸びるの?

なぜ

ストレッチというと、運動後のクールダウンに行うことが多いので、身長の伸びとは一見関係がなさそうに思えるのではないでしょうか。

といっても、ストレッチをすることが直接身長の伸びに関係するわけではありません。しかし、ストレッチによって筋肉をほぐしたり姿勢を正したりするといったことで、間接的に身長を伸ばすことができます。

身長の伸びを邪魔する筋肉をほぐせる

ストレッチをすると最初に実感できるのは、こり固まった筋肉がほぐれることではないでしょうか。そのようにこり固まった筋肉は非常に不快なものですが、時にはせっかく伸びようとしている骨の働きを邪魔することにつながります。

身長が伸びるというのは、骨端線と呼ばれる軟骨組織が増殖することで起こる現象で、骨端線は骨の両端のつなぎ目部分に当たります。ところが、筋肉は骨を支えるのが役割なので、骨と骨をまたぐようにして付着するのが普通です。

そして、骨端線に凝り固まった筋肉がまとわりついていれば、この部分はうまく大きくなることができないのです。つまり、この筋肉をほぐしてやれば、スムーズに身長は伸びるというわけです。

骨端線とは?

レントゲン

まさに身長が伸びる鍵を握っているのが骨端線というわけですが、骨端線は成長期の子供にだけ見られる軟骨の集合体のことで、大人にはありません。

成長線という別名を持つように「線」という言葉が使われているのは、レントゲンに黒い線のようなものが見えることによります。

骨の細胞には、破骨細胞(はこつさいぼう)と骨芽細胞(こつがさいぼう)という2つがあり、前者は古い骨を壊して後者は新しい骨を再生する働きがあります。

その2つの細胞が成長ホルモンよって働くことで、骨端線の軟骨が次第に骨に変わるのですが、成長期は骨芽細胞の方がより活発なため、身長が伸びていくのです。

個人差はありますが、だいたい30歳を過ぎた頃になると骨芽細胞の働きが低下して破骨細胞と同じくらいになります。そして、年齢を重ねると骨折しやすくなるのは、2つの細胞の働きが逆転してしまうからなのです。

成長期が終わった頃にレントゲンを撮ると、骨端線の両側にある骨が癒合して黒い線は見えなくなっています。この状態を骨端線の閉鎖といい、その後に骨が成長することはありません。

姿勢を改善することによって内臓が働きやすくなる

背中を反らすなど猫背を改善するストレッチを行うと、それだけで背筋がまっすぐになって目線まで変わることは珍しくありません。これは、正しいストレッチを行っていれば筋肉のバランスを整えることができるからです。

そして、姿勢が改善した結果、今まで押しつぶされてきた内臓のスペースが広くなることで働きが良くなり、栄養が吸収されやすくなります。

身長が伸びるためには骨端線の軟骨組織を増殖させなければいけないわけですが、それにはしっかりと栄養を摂る必要があります。しかし、口から入れただけでは身になることはないので、内臓がしっかり働くことは必要不可欠なのです。

ストレッチを毎日継続していれば、正しい姿勢が自然と取れるようになり、内臓は常に良く働いてくれるようになります。

身長が伸びるためには適度な運動刺激が必要

親子でエクササイズ

しかし、効果的に身長を伸ばすためには、適度な運動刺激も必要です。ストレッチに加えてある程度骨に刺激を与えてあげることで、骨端線はより強く丈夫になろうという働きが高まるからです。

といっても、決してハードな運動をする必要はありません。身長を伸ばすための運動でおすすめなのは、軽いジョギングや縄跳びなどです。飛び跳ねるような運動をすることで、骨端線には適度に刺激が与えられます。

そして、運動後にはもちろんしっかりとストレッチをしてクールダウンしてあげましょう。運動とストレッチのダブル効果が期待できます。

身長をのばすために、軽い運動も大切なんですね。
ある程度骨に刺激を与えてあげることで、骨端線はより強く丈夫になろうという働きが高まるからです。

成長痛を改善&予防する

メモする女性

成長痛は、足が成長するにつれて自然になくなることがほとんどです。しかし、子供にしてみると非常に強い痛みであることから不安になることもあるでしょう。不安が強ければ痛みがより一層強くなってしまうこともしばしばです。

不安が強くて痛みがある場合、精神的なものが理由に考えられるので、お母さんが痛む箇所をやさしくさすってあげるだけで不思議と消えてしまうこともよくあります。

成長痛を予防・改善するには、太ももの前側と後ろ側をじっくりストレッチすることも効果的です。ストレッチの方法は後述しているので参考にしてみてください。

しかし、もしも痛みが2週間以上も続くようであれば、一度整形外科で診てもらうのがおすすめです。股関節や骨の病気、関節リウマチ、悪性腫瘍ということも考えられます。

成長痛とは?

顔を隠す女の子

成長痛という言葉は非常にポピュラーなもので強い痛みを伴うことが珍しくないのですが、特に治療すべき病気というわけではありません。

4歳から8歳の子供では10~20%の確率で生じるともいわれており、主に夕方から夜寝ている間にかけて痛みが生じます。大阪小児科医会では以下のことが書かれています。

主として4歳から8歳の子どもの、10~20%に見られる、特に問題のない夜間の痛みとして知られています。こどもの筋肉や骨の痛みの原因としては、成長痛が最も多くその痛みは、痛くなったり、よくなったりを繰り返し、左右両方の脛やふくらはぎの痛みで、膝や足首の関節の痛みではありません。

しかし、朝になれば何事もなかったかのように走り回ったりすることができることが成長痛の特徴です。また、痛かったり、そうでもなかったりというのを繰り返すのも特徴といえるでしょう。

痛みが生じる箇所でよくあるのは膝のあたりですが、この場合は、X脚、O脚、反張膝などが原因であることが多くあります。いずれも膝に不自然な角度で負荷がかかることになるので、スポーツなどをした後で痛みとなって現れることがあるのです。

また、偏平足も過度のものであった場合、膝やふくらはぎ、下腿の内側などに痛みが生じることかあります。これは、土踏まず部分で体重を支えることができないため、長時間歩くなどすると足の筋肉に負担がかかることが原因です。

姿勢が改善される(猫背を治す)

落ちこむ子供

猫背になっていると、姿勢が良い人に比べて3センチは身長が低くなってしまうといわれています。つまり、姿勢を改善するだけで身長は3センチ伸びるといっても言い過ぎではないのです。それだけ、猫背は致命的だといってよいでしょう。

胸の後ろが膨らんで頭が前に傾いているのが猫背なので、これと逆になるような姿勢を体に覚えさせると効果的です。ストレッチで時間を取って姿勢を矯正したら、普段の生活からその姿勢が維持されるように意識しましょう。

成長途上にある段階なら、猫背を治すのはそれほど難しいことではありません。大人になってしまう前に正しい姿勢を身につけておきましょう。

身長を伸ばすストレッチはいつが効果的?

時間

身体を柔らかくしたいならお風呂上がりにストレッチするのが効果的、というのを聞いたことのある方は多いのではないでしょうか。確かに、ポカポカと温まった体ならいつもはやっとの思いでするストレッチも簡単にできてしまうということがあるものです。

では、身長を伸ばすためのストレッチはいつ行うとより高い効果を得られるものなのでしょうか。最近の子供たちは塾や習い事にととても忙しい毎日を送っているので、できるだけ効率よくストレッチして最大の効果を得られるようにしてあげましょう。

体を整えるなら朝

エクササイズをする親子

ストレッチは、体を整えて1日の好スタートを切るサポーもトしてくれます。起き抜けはまだ体が硬いので無理は禁物ですが、ベッドで寝た状態で体を軽くほぐしておけば、代謝が上がり、心身ともに活性化されて身長を伸ばすのにも一役買ってくれます。

人は左右対称に体を使うことはほとんどありません。利き手や利き足を中心に使うので、体はどうしてもアンバランスになってしまうのは致し方ないことです。その結果、体の使い方次第で体の伸び縮みに少なからず影響を与えるのです。

何もしないでいれば、伸びるはずの身長も伸びなくなってしまうでしょう。私達は、夜寝ている間に体を動かすことで、日中の体の歪みを解消しています。そこで、起き抜けにストレッチをプラスすることで体のバランスを調整すれば良いのです。

お風呂あがりに体を伸ばす

笑顔の男の子

前述のように、お風呂あがりのストレッチは身体を柔らかくしたい時に非常に効果があります。

でも、それだけではありません。入浴によって筋線維が暖められると、筋が伸びやすくなるので神経伝達速度が速くなり、成長ホルモンの分泌を促す効果が期待できます。

成長ホルモンは身長を伸ばすのに重要な役割を果たしています。お風呂あがりのストレッチは、身体が柔らかくなるのと同じ原理で身長をも伸ばすことができます。

ストレッチで筋肉を伸ばした分、身長が伸びるというわけではないのです。ストレッチによって、身長が伸びるのに不可欠な骨の成長をサポートするといった方が良いでしょう。
お風呂あがりに体を伸ばしたらいいんですね!
入浴によって筋線維が暖められると、筋が伸びやすくなるので成長ホルモンの分泌を促す効果が期待できます。

夜の寝る前にもストレッチを

驚く子供

また、寝る前にストレッチを行うことでスムーズな入眠につながります。身長を伸ばすには十分に睡眠を取ることは欠かせませんので、このタイミングのストレッチも非常に高い効果を生むはずです。

ただし、この時間はハードな内容のものはおすすめではありません。ベッドの上でのんびりとくつろぎながら、軽めのストレッチをするようにしましょう。時間は15分程度が適切です。

深い睡眠を得るには、副交感神経を優位にすることが必要です。心地よく筋肉を伸ばしてあげると、体は無理なく就寝モードに切り替えられるので、深くて質の良い睡眠が得られます。

その結果、身長を伸ばしたい部分の組織の血流も良くなって栄養が行き届くようになり、夜間に大量に分泌さる成長ホルモンの恩恵もより多く受けられるようになります。

骨への刺激による成長効果を高めたいなら運動後にストレッチ

身長を伸ばすには、栄養と睡眠、そして運動が大切です。そして、運動後にもストレッチを行うことでさらなる高い効果が期待できます。

運動をすると成長ホルモンの分泌が促されますし、飛んだり跳ねたりすることで骨が刺激されて細胞分裂も盛んになります。

運動は高身長には欠かすことができないというわけですが、運動後にストレッチを行うと、分泌された成長ホルモンが全身にスムーズに行きわたるようになります。そのため、運動とストレッチは一組と考えると良いでしょう。

また、運動後に成長ホルモンがもっとも多く分泌されるのは15~30分ほど経過してからです。この時間も加味してストレッチを行えば、より効率的に成長することができます。

ストレッチの効果を高める3つのポイント

3

ストレッチは成長期に十分に身長を伸ばすために、是非とも取り入れたい運動です。

前述のように、どんな時間帯に行うかでも効果は少しずつ違ってくるのですが、それぞれをより効果を高めるためのポイントもいくつかあります。

どうせ行うなら、より高い効果を生む方法で効率的に行いたいものです。

無理やり強く伸ばそうとせず気持ちいいくらいの強さで

まず、早く効果を出したいというのはわかりますが、無理やり強く伸ばすのはやめましょう。ストレッチは、気持ち良いと感じる程度の強さで数十秒間キープすると効果を高めることができます。

無理にストレッチさせれば筋肉を痛めてしまうこともありますし、痛めればストレッチどころではなくなってしまいます。体が硬い人は、時間をかけて柔らかくしていくことを目標にすると良いでしょう。

呼吸を止めず吐くときにすこし頑張る

女の子と男の子

また、ストレッチ中に息を止めてしまうのも良くありません。伸ばすことに意識を集中させるとどうしても呼吸がおろそかになってしまいがちなので気をつけましょう。

伸ばしている筋肉を軽く意識するようにし、ゆったりと深呼吸しながらストレッチし、吐く時に少しだけ頑張って筋肉を伸ばすことがポイントです。

また、他の部分が緊張していないかもチェックして緊張を解いてやると、目的の筋肉がすっと伸びることがあります。

柔らかくなっていくイメージを持つ

さらに、脳でイメージすることもストレッチ効果を上げるには意外と重要なポイントです。体がどんどん柔らかくなっていくイメージをありありと思い描いてみましょう。

毎回忘れずにイメージすることで、次第に理想通りのストレッチができるようになっていくはずです。また、背がすっと高くなっていくことをイメージしながらストレッチするのもおすすめです。

成長に効果的なストレッチ9選

ぶらさがり2

人生で唯一身長が伸びるのが成長期です。しかし、せっかくのこの貴重な時期に筋肉が緊張し過ぎていると十分に背が伸びないこともあります。この時期には、是非、お子さんにストレッチを習慣にさせましょう。

また、成長痛に悩んでいる場合もストレッチをすることで軽減されることがよくありますし、内臓の働きが良くなるのでさまざまな健康効果が期待できます。姿勢が良くなることで気持ちが前向きになることもあるでしょう。

ここでは成長に期待できるストレッチを9つご紹介します。

背伸び(肩甲骨ストレッチ)

背伸びは見るからに身長が伸びそうですが、確かに背中が丸まっているとせっかくの身長を低く見せてしまいます。まずは足を肩幅に開き、深呼吸をして肩の力を抜きましょう。次に、息をゆっくりと吸いながら両手を組んで万歳をします。

胸を付き出すようにしてお臍の下あたりに軽く力を込めます。そして、手は天井を脚は床をそれぞれ押すイメージで全身を伸ばしていきましょう。

この時、左右の肩甲骨を引き寄せるようにする効果がアップします。そのまま10秒かけて十分にストレッチしたら、息を吐くとともに一気に脱力して腕を下ろします。呼吸を整えてから最初から繰り返し、3~5セット行いましょう。

終了後は、肩甲骨まわりがほぐれて楽になったと感じるはずです。また、胸が開くことから呼吸が楽になったとも感じることができるでしょう。普段猫背になりがちな人ほど効果を感じられ、背筋が伸びて目線が高くなったと感じる人もいるかもしれません。

胸のストレッチ

パソコンをする子供

背伸びでも胸のストレッチができますが、さらにもう一つ胸を開くのに効果的なストレッチがあります。猫背の人は普段から胸の筋肉を縮こまらせているので、緊張を解いてあげることが必要です。

入念に胸を開いておくことで、背筋が伸びやすくなって身長を高く見せることができるでしょう。

やり方は、床に立って足を肩幅に開き、軽く深呼吸します。両手を体の後ろで組んで、できるだけ天井に向けて高くあげていきます。この時、腕を遠くに伸ばすようにすると、より胸の筋肉が外側へ引っ張られて効果がアップします。

30秒ほどかけて十分に胸の筋肉をストレッチしたら、ゆっくりと元に戻してリラックスします。肩など不要な部分に力が入っていないか確認してみましょう。

ストレッチは、効かせたい部分に意識を集中することがより高い効果を生みます。他の部分はできるだけ力を入れないで行うようにすることがポイントです。

3~5セットほど繰り返すと、胸の前が自然に広がっているのを実感できるはずです。

前もものストレッチ

前もも(大腿四頭筋)は普段からさまざまなシーンで使われる部分なので、常に緊張状態になって縮こまってしまいがちです。

しかし、前ももが縮んでいると、腰が伸びなくなって上体が前に倒れやすくなり、身長を低く見せてしまいます。また、子供の場合は成長痛の原因にもなるので、前ももは十分にストレッチしてあげましょう。

まずは床に長座になり、片足を曲げてお尻の横にふくらはぎが来るようにします。この状態で上体を後ろに倒して曲げた方の前ももを伸ばすのですが、同側の肘や手をカラダの後ろで床について補助してあげるとやりやすいです。

前ももがストレッチされているのを意識しながら30秒ほどキープし、同じように逆側の前もももストレッチします。

ストレッチに慣れて前ももが十分に伸びるようになったら、今度は正座で行ってみましょう。正座の状態で手を床に付きながら上体を後ろに倒していきます。背中が床に付いたら、30秒ほどキープします。

正座でのストレッチは膝や腰に負担がかかりやすいので、痛めている人はやり過ぎないように注意が必要です。特に背中を床に付けた時に腰が浮いてしまうと、腰を痛めてしまいます。

前ももの筋肉が硬い人は、痛みを感じない程度のところでストレッチすることからゆっくりと始めましょう。

もも裏のストレッチ

考える女の子

もも裏はハムストリングスといわれる部分で、ここを十分にストレッチすると成長痛を軽減できることがあります。

膝の下が腫れて痛みを生じるのは、骨の急激な成長とともに筋肉が伸びて腱(けん)が引っ張られることで起こります。そのような時にもも裏のストレッチを行うと効果的です。

床にしゃがみ、両手で足首を掴みます。そのまま頭は床に向けて腰は天井に向けるようにして膝を伸ばしていきます。太ももの裏が十分に伸びるのを感じ取りましょう。

もも裏がストレッチされるとももの前部分の緊張もほぐれ、引っ張られていた腱も緩むので痛みが軽減されていくはずです。

床に長座になって上体を倒すことでも、もも裏のストレッチができます。両手でつま先を掴み、息を吐きながら上体を倒していきましょう。

この時、膝を曲げないようにするとより効果が高まります。心地よく伸びる程度のところで自然に呼吸をしながら10秒ほどキープし、息を吸いながらもとの姿勢に戻ります。3~5セットほど繰り返しましょう。

ふくらはぎのストレッチ

ふくらはぎの筋肉は下腿三頭筋と呼ばれ、深層にあるヒラメ筋と表層にある腓腹筋という2つの筋肉からできています。この2つの筋肉をストレッチするのにもっともポピュラーなのは、アキレス腱伸ばしのポーズでしょう。

床の上に足を肩幅に開いて立ち、片方の足を一歩後ろに下げ、後ろ足のアキレス腱を伸ばすようにするとふくらはぎの筋肉がストレッチされます。

壁に両手をついて体重をかけるようにすると、体勢が安定して目的の筋肉に意識を集中しやすくなりますし、ふくらはぎの筋肉にさらに多くの負荷をかけることもできます。

しかし、実はこのストレッチではヒラメ筋に効果的に負荷をかけることはできません。ヒラメ筋を集中的にストレッチするためには、別の方法も取り入れるのがおすすめです。

足を肩幅に開いてバランスを取り、両手を腰に当てます。片足を大きく一歩前に踏み出して、後ろ足の膝を曲げます。ふくらはぎが伸びているのを感じとりながら数十秒間キープしましょう。膝は床ギリギリのところまで下ろすと効果的です。

また、この他にも、階段の段差につま先をかけて踵を下ろすことでも簡単にふくらはぎのストレッチができます。段差さえあればいつでもどこでも気軽にできるので、日常的に行うと効率的にストレッチができます。

内もものストレッチ

本を読む子供

内ももをストレッチする方法は2つあります。一つは床に座った状態で行う非常に簡単な方法です。あぐらをかくような感じで両足の裏をぴたりとつけ、両手でつま先を掴んで左右に体を揺らすだけでOKです。

この時、できるだけ膝を床に近づけるように意識するとより内ももに負荷がかかって効果がアップします。

意外と心地よいので、回数を決めずにのんびり揺らしてみるというのも良いでしょう。内ももがストレッチされるのを感じ取ったら、今度は足はそのままにして背中を丸めながら前屈していきます。

これで、腰と股関節がストレッチされます。ゆったりと深呼吸しながら10秒程度キープして元に戻ります。

もう一つの方法は、寝ながら行います。床など平らなところに仰向けに寝転がり、膝を90度に曲げます。まずは左の膝を左側に倒し、痛みを生じない程度ぎりぎりのところで10秒キープします。

この時、右の腰が床から浮いてしまわないように気をつけるとより効果がアップします。

今度は曲げた足を胸に抱え込むようにしてさらに10秒キープし、足を変えて同様にストレッチします。

いずれの方法も股関節が硬いと痛く感じることもありますが、続けていく内にほぐれて引き締めることもできます。ただし、我慢するほどの痛みだと逆効果になるので、無理しない範囲でストレッチしましょう。

股関節のストレッチ

股関節が硬いと上体が前かがみになりやすくなるので、身長を伸ばすのにこの部分のストレッチは欠かせません。硬い人は毎日行って十分に伸びるようにしておきましょう。

床の上に膝立ちになり、左足を前に一歩踏み出して足裏を床に付けます。この時、膝が90度になるようにします。次に、膝の上に両手を重ねてのせたら、左足の膝を曲げるとともに上体を前方にスライドさせて重心を移動します。

右側の股関節が十分にストレッチされていることを感じ取りながら、15~30秒程度キープします。

また、息を吐く時に長く深くなるよう心掛けるとより股関節が伸びやすくなります。元の態勢に戻ったら今度は右足を前に出して同じように行います。

この方法で物足りなさを覚えるようになったら、ストレッチされた状態で今度は両手を床に付き、後ろ足は床につま先がつくようにしてみましょう。

さらに、この状態で両手を前足の膝に載せると、より一層股関節に負荷をかけることができます。また、前足のつま先と膝を外側に開くと、股関節の他の部分をストレッチすることもできます。

背中のストレッチ(猫のポーズ)

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このストレッチは、猫がよくやっていることから、猫のポーズまたはキャットバックなどと呼ばれています。床に膝を付いたら、膝が90度に曲がるように四つん這いになって手も床に垂直になるように下ろします。

この状態で、頭を下ろして背中を丸めていきます。おへそを天井へ引き上げながら、それを覗き込むようにするとうまくいくはずです。

そして次は背中を反らせていきます。目は天井を見て、お腹を床に付けるようなイメージで背中を反らせいきましょう。この時は胸もストレッチされます。

両手は床をしっかりととらえるようにしましょう。ただし、あまり首を反らせ過ぎると痛みが生じるので注意が必要です。

この2つの動作を、ゆったりと呼吸を続けながら3~5回繰り返します。背骨が気持ちよく動いていくことに意識を集中させましょう。普段机に向かってばかりだと背中が固まりやすくなるので、毎日ストレッチをしてほぐしてあげると効果的です。

バランスボールを使ったストレッチ(全面・背面)

最後のストレッチはバランスボールを使います。まずは、バランスボールの少し前寄りに座りましょう。初めて使用する場合は、ボールに慣れることが大切です。

座った状態で少しずつボールを前方に転がすようにし、ボールの上に仰向けになります。慣れるまではうまくいかないこともありますが、無理しないところでストップさせながら、少しずつブリッジのような状態を目指しましょう。

このストレッチは、しっくりと体が安定するところを見つけられたらしめたものです。バランスボールに体を預け、心地よく全身をストレッチさせていきましょう。15~30秒くらいキープします。

戻る時は、最初に膝を曲げ、滑らせるようにしながらバランスボールの前に座ります。

このストレッチは、コツをつかむまで時間がかかる場合があります。横に転がるなどすると怪我をすることもあるので、出来るだけ広いスペースで行なうようにしましょう。

また、バランスボールにうつ伏せになることでも、背中をリラックスさせることができます。

成長期に身長を伸ばすのに大切な生活習慣は3つ

栄養バランス

成長期にしっかりと身長を伸ばしてあげるには、きちんとした生活習慣を身につけさせることが大切です。そのポイントは3つあり、深く質の良い睡眠と適度な運動、バランスの取れた食事です。

3つのどれもが非常に大切であり、毎日行い続けることが必要です。お母さんは大変ではありますが、お子さんの身長が伸びるのはこの時期しかありません。大人になってから後悔しないためにも、工夫をしながら身につけさせてあげるようにしましょう。

睡眠

医者

1つ目に大切なのが睡眠ですが、これは大人であっても同じです。寝不足ばかり続けば仕事でミスをしやすくなりますし、女性なら肌がボロボロになるなどその影響はすぐに現れます。

まして、成長期にある子供たちは大人以上にたっぷりと眠っておく必要があります。

成長期に入る前の6歳から12歳くらいまでは、身長をしっかり伸ばすための準備期間だと思うと良いでしょう。お子さんによっても違いますが、だいたい10時間から11時間くらいの睡眠は取りたいものです。

そして成長期に入った13歳から18歳くらいになると、睡眠時間はもう少し少なくても良くなります。だいたい8時間半から9時間半くらいを目安にするとよいでしょう。

この時期に成長ホルモンをどれだけ分泌させるかによって、身長の伸びが変わってきます。

ストレッチは睡眠にも良い効果がある

前述したように、寝る前のストレッチは睡眠にとても良い効果をもたらします。筋肉の緊張がほぐれて体がリラックスするので入眠しやすくなりますし、その後の深くて質の良い睡眠へとつなげることもできます。

成長ホルモンは日中も分泌されていますが、1日の内でもっとも多く分泌されるのが睡眠中です。でも、夜更かしばかりしていたり眠りが浅かったりすれば、本来分泌させるべき成長ホルモンも分泌されなくなってしまうでしょう。

深くて質の良い睡眠を取っておくと、十分に分泌されるので身長が伸びやすい環境が整います。寝る前は、短時間でも良いのでベッドの上で軽いストレッチをしてから横になりましょう。

適度な運動

サッカー

2つ目に大切なのが適度に運動することです。適度な運動は、怪我や病気になりにくい丈夫で健康な体づくりになりますし、日中に体を十分に動かしておくと、夜の質の良い睡眠にもつながります。

そして何よりも、適度な運動は身長が伸びるのに必要な成長ホルモンの分泌を促してくれます。

最近は外に遊ぶところが少ないなどさまざまな事情で子供の運動量は少なくなっているのが現状です。しかし、家の中でゲームばかりしていては、運動に苦手意識を持つ原因にもなり兼ねません。

子供は吸収が早いので、体を動かす楽しさを教えてあげるようにしましょう。伸び伸びと体を動かすことは、体だけではなく精神面の成長にも不可欠です。

急激な運動は骨に負担をかけ過ぎるので逆効果

運動で重要なのは適度に行うことです。やり過ぎはよくありません。もしも急激に運動すれば、骨に負担がかかり過ぎて身長が伸びるどころではなくなってしまうでしょう。

また、運動のし過ぎはスポーツ障害になる可能性もあります。スポーツ障害とは「使いすぎ症候群」ともいい、過度な負担をかけることで障害を起こしてしまうことです。

骨折や捻挫といったものの他、貧血や慢性疲労、オーバートレーニングなどもスポーツ障害に含まれます。特にオーバートレーニングは、身長が伸びるのに大切な関節が変形する原因にもなってしまうので気をつけましょう。

成長期の子供の骨はまだ出来上がっていません。身長が伸びるもととなる、骨の両端の骨端線は非常にもろいのです。

運動のし過ぎもだめなんですね。
運動で重要なのは適度に行うことです。成長期の子供の骨はまだ出来上がっていないのでやり過ぎはよくありません。

食事

家族の食事

そして3つ目に大切なのが食事です。昔から大きくなるためによくいわれているのは「牛乳を飲みなさい」ということですが、牛乳に含まれているカルシウムは骨を丈夫にする作用があります。

つまり、カルシウムだけを気をつけて摂取していても十分ではありません。

骨を伸ばすという肝心の栄養素はタンパク質です。骨が伸びるのは、骨の端にある軟骨から新しい骨が作り出されるからです。この時に必要なのが、タンパク質が元になっているコラーゲンなのです。肉や魚、大豆などを積極的に食べましょう。

また、吸収率が高くないカルシウムはビタミンDと一緒に摂ることがおすすめですし、カルシウムは骨に定着させる必要があるのですが、それにはマグネシウムが必要です。青魚やきのこ類、あおのりやわかめも日々の食事に取り入れましょう。

他にも、これらの栄養素を摂取した後、体内でエネルギーに変えるためにはビタミンB群なども必要です。さまざまな食品からより多くの栄養を摂ることもとても大切といえます。

筋トレと違いストレッチは毎日やってもOK

グー

ストレッチは毎日やればやるほど効果があります。筋トレなどは、負荷を与えた後に修復する時間を設けなければ一定の効果は得られませんが、ストレッチの場合は毎日やってもOKです。むしろ、1日でも怠れば筋肉の伸びは後退してしまうでしょう。

そのため、お母さんは子供さんが毎日続けられる量と内容のストレッチを一緒に考えてあげるのもおすすめです。最初から張り切り過ぎれば途中で挫折してしまいますし、その日の疲れ具合などによって微妙に加減することも大切です。

また、筋トレと組み合わせるとさらに効果は高まります。筋トレで負荷を与えた後に心地よくストレッチをすれば、体の疲労を取り除くだけではなく、心もリラックスすることができます。

まとめ

紅茶とノート

スラリとした長身は、それだけで人を素敵に見せてくれるものです。ご両親にしてみれば、かわいい我が子にはできるだけのことをしてあげたいと思っていることでしょう。

身長は遺伝の部分がかなりのものを占めているともいわれていますが、実は毎日のストレッチを欠かさないだけでも身長を伸ばしてあげることはできるのです。

人生で身長が伸びる唯一の期間である成長期には、是非、ストレッチを取り入れてみてください。お母さんも一緒に行えばとても良い親子のコミュニケーションにもなるはずです。

また、姿勢が改善すれば、身長が伸びるだけではなく、朝からやる気が出て成績が上がったり体が丈夫になって病気にかかりづらくなったりと、非常に多くの健康効果が得られます。

もちろん、ストレッチとともに日々の食事にも気をつけ、夜は睡眠をたっぷりと取って適度に体を動かすようにしてあげましょう。

しかし、いずれもやり過ぎは禁物です。お子さんの日々の体調に合わせて、お母さんが微妙な調整をしてあげることも大切です。

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